先生から見た成績が上がる生徒とは

学習塾の事務員として働く友人に聞いた、とある生徒さんの話です。

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中3の4月に塾で受けた模試では偏差値42、志望校の偏差値は50

彼には弟が2人おり、家計的にも公立高校への進学は必須でした。
中学3年間サッカー部に在籍していたので、自宅から自転車で通えてサッカー部の強いところを探していました。

中3の4月に塾で受けた模試では偏差値42、志望校の偏差値は50と難しいようにも思えましたが、
伸びしろも十分にある生徒だったので、そのまま志望校として受験に突入。

夏期講習で偏差値57を出し、志望校を上げるように勧めました。

しかし2学期から余裕を感じてしまったのか勉強をしなくなり、毎月模試は下がり続けていきました。
結局冬期講習で持ち直したものの、入試直前最後の1月模試の偏差値は53でした。

上位校へのチャレンジも可能でしたが、高校生活で余裕がないのは嫌だという本人の意向もあり、
安全な偏差値50の公立高校を受験しました。

頑張っても出来ない生徒とは違い、やっていないだけの生徒はすぐに成績が伸びます

初めて塾に来た中2の夏休み、直前の期末テストの数学は8点でした。
夜中までゲームばかりしており、全く勉強していないとのことでした。

頑張っても出来ない生徒とは違い、やっていないだけの生徒はすぐに成績が伸びます。
彼もその一人で、夏期講習・入塾を経て2学期の中間テストでは数学60点を取りました。

ゲームのおかげか、頭の回転のはやい生徒でした。
その後も数学の成績はどんどん向上し、中3の模試では90点を取り偏差値65くらいで安定していました。

一方で、英語は全く伸びませんでした。
文法については理解でき、すらすら解けるようになったのですが、どうしても単語が覚えられませんでした。
毎週単語練習を宿題にしていましたが、ほとんどやってきませんでした。
理系タイプの生徒だったので、数学・理科で他科目をカバー出来るようにしました。

見事前期試験で第一志望校に合格

試験の翌日、塾で自己採点した限りでは必要点数取れていました。
面接練習でも印象は良く、中学校の内申点も高い生徒だったので、合格しているだろうという確信がありました。

しかし、1週間後の合格発表までは後期試験に備えて塾で自習をしていました。
相変わらず、数学と理科を中心に勉強をしていました。

合格発表の日は、同じ高校を受けた友達と4人で高校まで結果を見に足を運びました。
予想通り、見事前期試験で第一志望校に合格できました。

1年間で上げられる偏差値は平均して10ほど

中3になってから塾に行こう、受験勉強を始めよう、と思っている人も多いと思います。
数学は部分的に間に合うところは間に合います。

しかし、英語だけはどうにもなりません。
様々な生徒を見てきましたが、中3でbe動詞からわからない生徒は上がりません。
日頃からコツコツと勉強に励んでください。

中3の1年間で上げられる偏差値は平均して10ほどです。
中3の最初の模試で偏差値50くらいあれば、ある程度自由に高校が選べます。
希望の高校へ進学できるよう、頑張ってください。